3人目は、本来なら夫、長男長女にも立ち会ってもらいたかったのですが、1人で産む覚悟を決め、10万円ほど出費しました。今回は、無痛分娩の素晴らしさとその恩恵を得るためのポイントを自己満のためにまとめておこうと思います。
出産したのは、地方の産婦人科クリニックですが、かなら設備は整っていて、全個室にシャワートイレ完備、食事は週1日はカフェメニュー(カフェが併設してる)、お祝い膳、アロママッサージがデフォルトでついてきます。それにオプションで無痛分娩をつけたのです。
さてさて、無痛分娩ですが、当クリニックにはいかにも帰国子女的なドクターがいて、麻酔のプロかつ胎児の状態を見ながら進めてくれるプロフェッショナルです。
海外の無痛分娩は、麻酔科医が麻酔を担当するらしいのですが、日本の無痛分娩は麻酔科医が少なく、産科医が兼任することがほとんどだそう。
そのために、事故が多かったり、海外よりも麻酔の量の上限が厳しく、効きが緩かったりして、無痛ではなく和痛となることがほとんどだそう。なので、日本の条件のなかで効果的に無痛にするには、「計画無痛分娩」が最良の方法とのことでした。
計画無痛分娩は、子宮口は柔らかいか、子宮頸管は短くなっているかなど、母体が赤ちゃんを産める準備ができているかによって、まずは入院日を決めます。
義母に私の入院中に上の子たちの面倒を見てもらうことになってましたので、そのために早めに入院日を、と思っていたのですが、母体の状態を見るとのことで、入院の1週間前くらいギリギリに決める感じになると言われました。
早めに設定しても、陣痛促進剤が効かない、産めない、入院費だけ払ってまた来てね、になってしまうとのことで、それは身体への負担とお財布への負担が半端ないのでドクターの指示に従うしかないよねってことに。
で、計画分娩では、入院し、着替えなどの基本的な準備が終わったら、麻酔のための準備、陣痛促進剤を打って、効き始めたら麻酔のための麻酔をしてから無痛分娩の処置をしていくとのこと。陣痛促進剤が効かなければバルーンなんかの処置もする、と説明されました。
出産日の前の夕方に入院して、次の日の朝に出産というスケジュールがスムーズだそう。
さてさて、そんなこんなで、母体の状態が整い、妊婦検診はこれで終わり!次は入院日にね〜!とドクターと別れたにも関わらず、入院日より、早めに陣痛が来ました。さて、どうしよう。
これもドクターからあらかじめ指示がありました。無痛分娩では、麻酔が効くにはタイムラグがあるのだと。だから、計画分娩が良いのだけど、もし、早めに自然に陣痛が来た場合は、本格的に陣痛が始まる前に連絡を、とのこと。
なので普通の自然分娩では経産婦は10分間隔になったら、連絡みたいなところだと思いますが、私はおしるしスタートの前駆陣痛?微弱陣痛?が不定期に来てる感じでした。
なので、少し迷いましたが、「早めに!」とのドクターの言葉を思い出し、早朝連絡!タクシーで一人でクリニックに向かい、即入院。
この判断が功を奏し、本陣痛も5分の1くらいでは?っていう痛みで5時間ほどでつるんと出産しました。会陰切開もなし。安産中の安産で、回復も早いです。
無痛分娩は早めの連絡、早めの入院が肝心です。これなら、何人でも産めそうです。無痛分娩の参考になると嬉しいな。